広島西ロータリークラブ概要
会長運営方針 |
2024-2025年度会長 前橋 寛
創立55周年を迎える本年度に広島西ロータリークラブの会長を拝命したことは光栄であると同時にその歴史と伝統の重さを感じずにはいられません。広島西ロータリークラブの会員はただ時の経過に身を任せ歴史を作ってきたのではなく、諸先輩方とともに会員一人ひとりが例会への参加と幅広い奉仕活動、そしてクラブ奉仕を重ねていくことで伝統は作られてきました。
そして今、55年もの間に積み上げてきた確かな実績は誇りとなって我々を支えてくれています。これからもさまざまな活動を行う中でロータリーの精神を養い、「I Serve」を通じて社会に貢献できる組織でありたい、そしてその実績が後に続く人たちの誇りとなれば100年を超えて広島西ロータリークラブは誇り高く存続していくに違いありません。歴史と伝統という重さは負担ではなく、誇りとして我々はこれからも新たな発想でさまざまな活動に挑戦し歴史と伝統を繋いでいきたいと考えます。
近年、LGBTQやDEI、宗教、思想、肌の色等の違いに対して私たちは多様性を重んじ、互いのさまざまな違いを認め合える社会を実現しようと動き始めています。互いを尊重し助け合える社会の実現を目指しながらも、私たちは自分と違うことを認められず、偏見や差別、ときに戦争へと進んでいくことさえあります。私たちロータリアンは戦争を止める力はありませんが、互いを尊重し助け合える社会、互いを認め合える社会の実現を声に出し行動で示すことができます。
ロータリーの「Serve」とは乗り物で席を譲るような小さな親切から始まる誰かの役に立つことと私は考えます。奉仕という言葉に拘らず、誰かの役に立つと思えば、迷わず行動して下さい。きっと誰かの喜びや希望に繋がっていきます。たとえそれが自己満足でも構いません、自分が楽しむことも大切です。経験と反省が次の活動に繋がる勇気になってくれるはずです。きっとそれがロータリーの理念や奉仕に重なっていくのだろうと思います。
ロータリーの理念や価値観を行動に変えてみましょう。哲学ではなく行動学です。行動しても順調に事が進むとは限りません。幾つもハードルを越えなければならないかもしれません。だから行動はときに面倒くさく感じることがあります。以前、広島修道大学の矢野泉学長が「大事なことは面倒くさい」という言葉を学生に贈っていました。大事なことほどメンドクサイものかもしれません。換言すればメンドクサイと感じたらそれは大事なことかもしれません。やらなきゃいけない、やってみたいけど行動に移せない。ロータリーの活動も時に面倒くさく思うことがあります。そのときは「大事なことは面倒くさい」を思い出して重い腰を上げてみて下さい。メンドクサイことは案外楽しいかもしれません、その先で誰かの笑顔に出会えるかもしれませんし、自分自身が笑顔になれるかもしれません。面倒くさいを超えると見えるものがあるように思います。
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