| ロータリーに関する基礎的資料集 |
ロータリーに関連する基礎的な資料を集めてあります。
■ロータリー章典
1.010. 目的
「ロータリー章典」には国際ロータリーの全般的および恒久的な方針がすべて含まれており、RI理事会やロータリー指導者が現行の方針を参照するのに実用的な文書となっています。
章典はRI理事会と規定審議会が実施される都度、改訂されます。
「ロータリー章典の目的は、国際ロータリーの一般的かつ永続的な方針のすべてが含まれた包括的な文書を確立することにある。本ロータリー章典の発効日の後にRI 理事会またはRI 規定審議会によって採択された一般的かつ永続的なすべての方針は、章典がこれらの方針を一つにまとめた文書として維持されるべく、章典に追加されることになる」(1998 年6 月理事会会合、決定348 号)。
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標準ロータリークラブ定款標準ロータリークラブ定款は、例会や会員身分などに関して、各ロータリークラブが遵守しなければならない規程が含まれ、これを受け入れる事がクラブ設立の条件となっています。すべてのロータリークラブがこの定款を受け入れる事によって、ロータリーの一定の枠組みが維持されています。(標準クラブ定款は1922年に採択されたため、それ以前に設立したクラブは独自の定款で運営しているものもあります。)
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推奨ロータリークラブ細則冒頭に「*注:本細則は単に推奨されるにすぎない。従って、ロータリー・クラブは、標準ロータリー・クラブ定款、RI定款、RI細則、およびロータリー章典と矛盾しない限り、クラブ自身の事情に応じて変更することができる。疑問のある場合は、その変更案をRI事務総長に提出してRI理事会の審議を乞わなければならない。」とあるように、「推奨ロータリークラブ細則」は推奨であり、クラブ細則は各クラブが自由に設定できます。当クラブでは、「推奨ロータリークラブ細則」を基本にそれを部分的に改訂しクラブ細則を作成しています。
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手続要覧「本手続要覧の目的は、クラブと地区の指導者がロータリーとその方針、および奉仕に最
も関連深い手続きを理解するのを助けることである。本要覧は、これらの方針や手続を簡
潔にわかりやすく説明したものである。」
「手続要覧は3年ごとに出版され、各ロータリー・クラブとRI役員に1部送付される。
最新版は、前版の出版以来の方針と手続の変更が織り込まれている。RI定款お
よびその他の規約文書を含む手続要覧の意味、解釈について疑義が生じた場合、これら
の規定事項に関して英語版が正文となる。」
手続要覧はクラブ運営の最も大切な基礎資料です。
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ロータリアンの行動規範ロータリーの行動規範は以前は「職業宣言」と呼ばれていましたが、2011年9月のRI理事会決定により呼称及び内容が変更となり、さらに2014年に内容が改訂されています。2014年10月のRI理事会で、名称を「ロータリーの行動規範」から「ロータリアンの行動規範」に、また、第5項を削除することが決定されています。
2019年1月のRI理事会決定により、次の項目が追加され5項目に変更になりました。
5)ロータリーの会合、行事、および活動においてハラスメントのない環境を維持することを支援し、ハラスメントの疑いがあれば報告し、ハラスメントを報告した人への報復が起こらないよう確認する
2023年5月のロータリー章典によると、大幅な変更が見られますが、2023年6月末の段階で正式な日本語訳は出ていません。
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ロータリーの基本知識(2013年から「奉仕と友情の輪を広げよう」2017年から「ロータリーの基本情報」)ロータリーの歴史やロータリー用語の説明、RIやロータリー財団、会員の恩典と義務などについて説明した8ページのパンフレットで、毎年8月に改訂されます。新会員や会員候補者への情報提供、また、長年の会員の情報源として役立ちます。
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資料の宝庫「ロータリー文庫」ロータリー関係の文献や資料など約2万数千点が収集整備され、現地での自由閲覧に加えて、デジタル化した資料のオンライン閲覧、ダウンロードも可能です。定期的に最新のデジタル化資料に目を通す、あるいは、検索機能を使って探している情報にアクセスするなど、使い方は様々です。
http://www.rotary-bunko.gr.jp/