広島西ロータリークラブ概要
会長運営方針 |
2018-2019年度会長 森脇 宗彦
ロータリーの歴史は古い。1905年(明治38年)米国シカゴでポール・ハリスらによってシカゴロータリークラブが創設されたのに始まります。
日本のロータリークラブは、1920年(大正9年)米山梅吉らが、東京ロータリークラブを創立しました。先の戦争による不幸な時期もありましたが、戦後まもなく再興し、現在にいたります。
我が広島西ロータリークラブは、広島南ロータリークラブをスポンサークラブとして1970年(昭和45年)3月7日に創立され、同年4月11日に承認されました。会員の増強により現在80数名となり活動的なクラブとして周知されています。次年度には創立50年という佳節の年を迎えます。
50年の節目を前にして、我がロータリークラブの歴史をふり返りつつ、次の50年にむけてどのような「魅力あるクラブ」かつ「存在感のあるクラブ」にしていくかを考える良い機会であると思います。
ロータリーの理念は「奉仕」をかかげる人生哲学であるといいます。この奉仕は現在5大奉仕(クラブ、職業、社会、国際、青少年)となっています。何よりもまず自身の職業が一番で、その職を通じて他の奉仕へと広げていくのがロータリーの奉仕であると考えられます。
先ごろ国際ロータリーでは、クラブの「柔軟性」が導入され、独自性が叫ばれるようになりました。従来のクラブ運営に柔軟性を持たせるとしたらどこに求めたらいいでしょうか。
「不易流行」というように、変わらないものと、変えてもいいものの価値基準を正していくことこそ重要であると考えます。「変化」「変革」というのも、これまでのロータリーの歴史を踏まえてのものでなければなりません。
創立50年に向けての安定的クラブ運営を推進していきます。
近年我がクラブでは会員の高齢化、世代間格差の問題が指摘されています。高齢化にたいしては、若い会員の増強が喫緊の課題です。世代間格差の解消については、各委員会の活性化、また諸会合、行事の企画運用を考え会員の親睦、会員相互の和(輪)を広げ、絆を深めていきたいと思います。
他クラブとの交流をはかります。自クラブのメンバーだけでなく、他クラブのメンバーと交流、交歓することによって、ロータリーの奉仕の精神をより広く考えるきっかけをもちたいと思います。
ロータリーの活動は単年度が主ですが、連続性を持った奉仕活動も欠かせません。継続かつ持続可能なクラブの運営をしていきたいと考えます。
ロータリーは平和を希求します。広島は世界最初の原爆投下による被爆都市です。 我がクラブは独自に、八月を「平和月間」として、平和について考えてきました。 「平和」には国際理解、国際親善が欠かせません。「平和」という概念は多様ですが、ロータリーの最終目標は、「世界の平和」といえます。広島市民との交流を通じて、また広島にある国際機関などとの連携を強め、その目的にむかって、国際理解、親善、友好を推進いたします。
世界のロータリアンとの交流、とくに、我がクラブは台南ロータリークラブとは姉妹クラブの締結があります。シカゴロータリークラブも友好クラブです。これらのクラブを通じて、より交流して行きます。
今の若者は大きな大会にのぞんでも「…を楽しみたい」といいます。軽薄な言葉に聞こえますが、その心理は複雑です。「ガチガチ」に緊張しないで、リラックスして普段通りという意味で使っています。「楽しく」なければ面白くない。ロータリー活動も同じで、「楽しむ」雰囲気づくりを目指していきます。そのための工夫、アイデア等で会の運営を盛り上げていきます。
品格あるロータリアンになりましょう。ロータリーのマナーはもちろん、社会的にも認められるモラルを持つために「四つのテスト」・「ロータリアンの行動規範」の実践を推進、展開していきます。
我が年度は、歴史の転換点にあります。平成の御代の終わり、新しい御代の始まりの年に奇しくもあたります。この記念すべき歴史的な時点を、日本のロータリアンとして祝いたいと思います。
結びに、私は、ロータリー在籍年数は長いものの、何分ロータリーについては浅学菲才です。会長は「象徴」といわれます。会員一人ひとりに支えられての会長。精一杯「奉仕」する所存です。しかしクラブの行方は会全員にかかっています。一年間全会員のご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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