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平和への願いとともに国際大会が閉幕

 
6月23日から26日にポルトガルのリスボンにてロータリーの国際大会が開催されました。(2013.06.23-26)



リスボンでのロータリー国際大会は、6月26日(水)、平和への誓いとともに閉幕しました。閉会の直前には、独自で画期的な方法で平和のメッセージを広げたロータリー・クラブの表彰が行われました。

「奉仕を通じて平和を」のテーマの下、地域社会で平和を推進することをクラブに奨励した田中作次RI会長は、「期待をさらに上回る貢献」をしたフィリンゲン・シュワニンゲン・ロータリークラブ(ドイツ)の平和への努力を称え、同クラブ会長に表彰状を授与しました。

このクラブは、平和の重要性と、平和のために活動するロータリーについて若者に伝えるために、ドイツの音楽バンド「Marco und die Elfenbande」と協力して平和ソング“The Rotary Peace Song”を創作、その後CDに収録して多くの子どもたちに配布しました。この曲には、「未来の世代のためにより平和な世界を築いていくことのできるロータリーの力」が込められていると、田中会長は話します。

ベルリン、ホノルル、広島の3都市で開かれたロータリー世界平和フォーラムにて発表された平和宣言に加え、今回の国際大会でも、「リスボン平和宣言」が行われました。平和フォーラムの実行委員長を務めたルイス・ジアイRI元会長は、6,000人以上が出席したこれらの世界平和フォーラムだけでなく、各地域社会でもクラブや地区による平和フォーラムが実施され、平和に向けた大きな推進力を生み出すことができたと述べました。

2013-14年度RI会長
閉会本会議では、ロン・バートン2013-14年度RI会長とそのご家族の紹介も行われました。ポリオの撲滅が間近に迫り、ロータリー財団の新しい補助金モデルの開始年度と重なることから、2013-14年度が自身にとって非常に重要で刺激的な1年になると述べたバートン氏。「長くてつらく、強い決意を必要とするマラソンほど、終えたときの誇りは大きくなる」と述べ、新しい補助金モデルとともに全力で取り組むことの大切さを訴えました。

バートン氏はまた、新しい補助金モデルによって、ロータリアンが新しい観点で奉仕をとらえ、大規模で持続可能な活動に取り組むことができると述べました。ロータリー財団の目標“世界でよいことをしよう”に触れた上で、2013-14年度は「可能な限り多くの人々に、最大限のよいことをしよう」と呼びかけました。

また、台北ロータリークラブ(台湾)のロータリアン、ゲイリー・ホァン氏による2014-15年度のRI会長指名受諾演説も行われました。ロータリーのネットワークを広げるために、国境を越えた活動を呼びかけるホァン氏。ロータリーが広がれば、それだけ世界も豊かな場所になると力説しました。

“行動”に向けて、ゲスト講演者からのメッセージ
26日午前の本会議では、探検家として映像制作に取り組むセリーヌ・クストーさん、国連平和大使のジェーン・グドールさん、人気コラムニストのクレイグ・キールバーガーさんによる講演も行われました。

セリーヌ・クストーさんは、明確な目的をもって話を伝えることで、つながりと行動への意欲を生み出すことができると主張。「今の自分を作り上げたこれまでの歩みこそ、人に伝えるべきストーリー、それを知らないという人はいないでしょう。ストーリーを伝えることで絆が生まれ、共通の目的が生まれます」

ジェーン・グドールさんは、未来への希望を与える4つのことを紹介しました。それらは、「若者のエネルギーと熱意」「驚くべき人間の脳の力」「自然の回復力」、そして「不屈の精神」です。「皆さんは不屈の精神が何であるか、よくご存知のはず。ポリオ撲滅にこれだけ力を注いでいるのですから」

クレイグ・キールバーガーさんは、12歳で東南アジアを訪れたときにロータリーの支援を受けたことが、自ら慈善活動を始めるきっかけになったと語りました。「あれから18年が経ちましたが、私は現在も、ロータリアンと約束したあることを続けています。それは、皆さんが私のためにしてくれたことを、今度は私が、人びとのためにするということです。」

(国際ロータリーHPから)


 
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例 会 場ANAクラウンプラザホテル広島

広島西ロータリークラブの歌
この歌は、東京西RCの会員であった往年の歌手 藤山一郎さんの作詞作曲です。当クラブの諏訪昭登会員が東京西RCへ出席された際深く感銘を受けました。東京西RCおよび藤山一郎さんの親族より許可を得た後、当時SAAの小橋理事が友人の広島大学准教授に依頼し、ご夫妻による歌とピアノをCDにおさめて広島西RC全会員に配布されました。
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